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新着情報 教育研究シーズ(土木工学系 松下 紘資)

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工学部 総合システム工学科 土木工学系 教授 松下 紘資

 

研究キーワード

沿岸構造物、消波構造物、消波ブロック、UAV、波力発電、防災、干潟、サンゴ

 

現在の教育研究分野

  • 沿岸構造物に関する研究
  • UAVを活用した測量等の技術開発
  • 新しい波力発電システムの開発
  • 防災授業、防災イベント?シンポジウム

 

開発,研究事例?研究作品

UAVを活用した消波ブロック移動量計測に関する研究

苅田港の消波工を対象にUAVで撮影を行い、画像解析で消波工の3次元点群データを作成しました。台風前後の3次元点群データの比較により、消波ブロックの移動量を正確に把握することができます。UAVを活用することで安全に実施することができ、人が実施する測量よりも情報量が格段に多く、時間?コストも軽減することができるので、生産性の向上に繋がります。

新しい波力発電システムの開発

他大学?民間企業と共同で新しい波力発電システムの開発に取り組んでいます。波力発電の最大の課題である発電効率について、消波ブロックを活用することで向上させることができます。実用化を目指して水理模型実験を行っています。

干潟の環境保全?再生検討

熊本県長洲干潟で2022年と2023年にアサリの分布調査を実施し、生残箇所の特徴を抽出しました。その結果、土壌硬度や砂の粒径によってアサリの生育状況が異なることがわかってきました。また、UAVによる写真測量によって干潟の高低差を計測し、アサリの生育に適した地盤高さも明らかになっています。これらの研究成果を基に、アサリに適した干潟環境の創出を実施していく予定です。

防災イベント

土木系サークルを中心に自治体等が主催する防災イベントに参加しています。様々な体験型の出し物を行っており、子供たちに大好評です。

 

共同研究で可能になること

  • 沿岸の消波構造物に関する課題に対して、国内外の様々な研究事例や水理模型実験により解決策を提案します。
  • 学生の卒業研究?修士研究のテーマにすることで、人手が必要な現地調査を実施することができます。
  • UAVを活用した様々な研究を行うことができます。
  • 防災授業や防災イベントなどで学生を主体とした出し物やプレゼンテーションを行うことができます。

 

連携先

自治体、建設会社、建設コンサルタント、メーカー、研究機関など