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新着情報 学生インタビュー|情報デザイン学科 田椽滉大さん(添田町フォトコンテスト 秀作、「Artists SOEDA」グループ展)

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デザイン学部 情報デザイン学科2年生の田椽滉大さん(西田川高等学校出身)の作品(タイトル:轟発)が、「第28回添田町フォトコンテスト」のカメラ部門において、秀作に選ばれました。

作品タイトル「轟発」

田椽さんのコメント

この度、「第28回添田町フォトコンテスト」にて「秀作」受賞させていただきました。初参加の地元のフォトコンテストで上位に入ることができ非常に嬉しいです。今回の写真は偶然の偶然撮影することのできた一枚なので次回は自分で狙った一枚で受賞したいです。


2024年2月に添田町のカフェ クロマティックで開催された「Artists SOEDA」グループ展に作品出展した、デザイン学部 情報デザイン学科2年生の田椽滉大さん(西田川高等学校出身)のインタビューをお届けします。

インタビュー

 Q. グループ展「Artists SOEDA」はどのようなイベントでしたか? 

2024年2月8日(木)~13日(火)まで、添田町のカフェ クロマティックを会場に、「普段披露することのない作品を展示したい」を開催趣旨として行われました。メンバーはフォレストアドベンチャー添田の職員の方が殆どで、水彩画、ペン画、CG画、CAD画、羊毛フェルト、野鳥写真など約30作品が出展され、私は写真6枚と写真集2冊を展示しました。

 Q. 今回のグループ展に参加した経緯は? 

主催の白石明日香さんが以前より同会場で何度か個展を開催されていましたが、せっかくなら皆でやろうということでお誘いいただきました。白石明日香さんは中学生時代の美術の先生でその頃から私が写真を趣味としていたことを覚えていてくださり、展示会に初参加することになりました。

 Q. 今回のグループ展での見どころは? 

可愛さとかっこよさを兼ね備えた猛禽類たちです。私は猛禽類が大好きで普段より力を入れて撮影に取り組んでいます。可愛さの溢れるフクロウやかっこよさと迫力のあるタカやハヤブサを主に狙って撮影しています。そんな猛禽類たちの雛や狩りの瞬間、狩りを終えて獲物を巣に持ち帰ってきた瞬間の写真は自然の力強さを強く感じさせてくれます。

 Q. 添田町での展示に込めた思いは? 

自然が豊かな添田町に生息している野鳥たちを展示することで普段見ることはなくても身近に様々な生き物が生きていて、生活していることを知っていただきたかったからです。災害や森林伐採、護岸の工事により見られる動物が減り続けていることを知っていただき、野生動物への見方が少しでも変われば幸いです。

 Q. 準備はどのように進めましたか? 

お声がけいただいた時点で写真はほとんど揃っており、印刷と額縁に入れる作業のみでしたが初めての印刷で思ったように色が出力できなかった上に2月3日から6日まで石川県の能登に災害ボランティアに行って前日の7日に福岡に帰ってきたため常に時間に追われる作業の日々でした。

 Q. 日頃の活動は? 

普段は休みがあればとにかく野鳥の撮影に向かいます。野鳥以外では、航空自衛隊の撮影が多く築城基地の広報の方と数年間お話しをさせていただいていますが、航空機の体験搭乗や航空祭の前日リハーサルを基地内で見学して写真の提供を行っています。フォレストアドベンチャー添田でも同様に、パーク内の撮影をして写真を提供させていただいております。他にも、個人で野鳥の保護活動を経験したこともあり工場に迷い込んだタカを外へ逃す手伝いをさせていただきました。

 Q. 大学の講義で今回の活動に役立ったことはありますか? 

作品のレイアウトで目線の流れが大きく変わるということを学んだことは大きく生かせたと感じています。ご高齢者が多く見に来られると予想していたので、少し低めに設置していたのが良かったみたいです。どのような人が見に来るかという視点は大学で得たものだと考えています。

 Q. これから取り組みたいことは? 

初めて展示会に参加した方も多く、得た経験や反省点が多かったのでそれを生かしてまた様々な方を巻き込んで展示会をしたいと考えております。個人的な活動としては、もっと他分野に挑戦していきたいと考えています。現在は車や星空、商品撮影を頑張っていますが、同時に動画の撮影?編集も頑張っていきたいと考えています。

 Q. 今後の目標や将来の夢は?  

野鳥の写真でフォトコンテストに入賞したいと考えています。そのために写真の中にストーリーを作る練習を重ねています。将来は環境調査の仕事に携わりたいと考えています。森林の伐採や開拓が進む中、日本に生息している動物を一種でも多く未来に残したいと強く感じています。